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2013/03/05

チャンミ・メディテーションセンター、ヤンゴン

こんにちは、J・P・YAMAZAKIです。

人は誰しも、いい時、悪い時、ハッピーな時、悩める時・・・あると思います。

2013年、わたしは「心を洗いたい」と思いました。 身体はお風呂で洗う。Tシャツは洗濯機で、ちょっとしゃれた服はクリーニング。 では、「心」は・・・? そうだ、瞑想だ。どこで・・・ネットで検索したところ、 「ミャンマーのお寺」というのが、ストンと落ちてきました。

ON Safariの有給休暇を利用してヤンゴン郊外にある「チャンミ・メディテーションセンター・HMAWBI」 (Chanmyay Yeiktha Meditation Center)へ10日間瞑想に行って参りました。

http://chanmyaysayadaw.org/about-chanmyay-yeiktha

    

入口             木々に包まれたセンター内    食事に向かう修行僧

 先ずは日々のスケジュール。ただし、「瞑想とは無理してやるものではない」がここの基本姿勢でもあります。

 3:30 起床  4:00 読経  4:30 瞑想 1.25h  6:00 朝食  7:00 瞑想 3.5h  10:30 昼食  12:00 瞑想 5h  17:00 ジュース  17:30 瞑想 3.5h  21:00 就寝

会話禁止。読み書き禁止。午後の食事はなしです。

 ここの暮らしは、歩く瞑想、座る瞑想、日常行動の3本柱で成り立っています。Vipassana(ヴィッパサナ)瞑想法と呼びます。

歩く瞑想とは:「右足上げる」「左足上げる」と足の動きをしっかり意識しながらゆっくり歩きます。試しにちょっとやってみてください。 これだけで、落ち着いた気分の入り口を感じる方がいます。

それを「足上げている」「前へ出している」「足下ろしている」の3ステップから「足をこれから上げる」 「足を上げている」「足を前へ出している」「下ろしている」「床(地面)に触れている」 「重さがかかっている」の6段階へ進展させます。それぞれの動きを意識しながらゆっくり歩きます。考え事が現れた時は、考えている自分を意識しながら「考えている、考えている」と 眺め、考えが消えるのを待ちます。しつこい場合は、消えるまで立ち止まります。

 

座る瞑想、歩く瞑想風景                  バンガロー式宿

日常行動:歩く時は、前方を注視し周りをきょろきょろしません。ゆっくり、歩く瞑想を意識しながら スローモーションで行動します。食事の際は、「スプーンを持っている」「食べ物を掬っている」 「スプーンを口に運んでいる」「口をあける」「食べている」「飲みこんでいる」等やはり スローモーションでひとつひとつの動作を意識しながら食べます。 歯磨きの時も同様です。

 扇風機の羽の形も回転の速い時は、見ることができないけど、遅くしたら見える。 自分の行動を超スローに意識することで忙しい日常では見えなかったものが見えてくる、ということです。 ゆっくり一口一口を味わって食べると、格別うまく感じます。

  

食堂              食事前に祈ります        ある日の朝食

大体、1日に「歩く瞑想6時間」、「座る瞑想6時間」します。

 何となく小難しそうな事を書きましたが、やることはとてもシンプル。要は頭の中を空っぽにすることです。(間違ってるかもしれません・・・)

今回私が”すごい”と思ったのは瞑想についてというより、ここでの生活環境です。 「5分会話をすれば1日の成果が台無し」との教えゆえの会話禁止ですから、 当然挨拶もありません。「あの人は挨拶をしなかった」とか「挨拶の仕方が悪い」なんてストレスは全くありません。 その日あった人との会話からの「いい気持ち、いや~な気持ち」、「損した、得した」「好かれた、嫌われた」もありません。そしてテレビもラジオもパソコンも新聞もありません。 電話も緊急時以外使用不可。そして遠く離れたミャンマーの田舎ですから、仕事が気になる方でも、まぁ諦めもつきます。

つまり”ここでは誰もが、自分を見つめるしかやることがない!”のです。

本来”心”とは水のように清らかなものらしいです。それが成長の過程で与えられた価値観や社会生活を通して、 ジュースやコーヒーのように色や味がついてしまった。言いかえればいろんな汚れも付いてしまった。 様々な事柄や人間関係での執着がべっとり付いてしまった。そんな心の汚れが、ここでの生活と瞑想を通して、日々落ちていくように感じました。

瞑想の成果については、個人差が大きく一概になんとも言えませんが、多くの瞑想体験者が、心も体もすっきりした、と語っています。 確かに新しい話題や刺激がないので、自然と頭の中も考え事が減り、日に日にすっきりしてきます。身体も午後の食事がなしですから、げっぷをしながら寝るなんてないですね。よく眠れます。

因みにここでの宿泊代・食事代はタダです。すべて寄付で成り立っています。それでも外国人の私たちを無償で受け入れてくれるわけですから、 一宿一飯の恩義も感じるし、わたしたちもそれぞれの思いや経済状況に応じた寄付をして帰ります。しない人もいます。

ここに来る人たちの気持ちや目的は千差万別ですが、以前2年間引きこもりだった日本の若者が来て、元気に帰ったことがあると和尚が語ってくれました。 彼は当時24歳で、お父さんに連れられて来たそうです。「どう対処したの」と尋ねると、「なにもしていない。最初のころはブラブラしていたけど、10日目くらいから 瞑想を始めるようになり、1ヶ月後には元気に帰って行ったよ」ということでした。 すべての答えは自分の中にある、ようです。

HMAWBIの1番偉いお坊さんSAYADAW U KITITI DHAJAさんと

参考までに、 言葉については英語が基本ですが、瞑想法を書いた日本語の本もあり、ヤンゴンセンターでは常駐ではありませんが日本語通訳のボランティア(ミャンマー人)もいます。 現在ANA(全日空)が成田ーヤンゴン間の直行便を飛ばしています。時期によりますが往復10万円くらい・・・?。 ビザは東京の代行屋さんに頼んで7000~8000円くらい。 行きたいお寺へ事前に連絡しておけば(英語メールで)、空港まで迎えに来てくれるそうです。 今のところミャンマーの治安はかなり良好と思います。

PS. 日本にもありました!日本ヴィッパサナ協会

http://www.jp.dhamma.org/index.php?L=12

 

2013年 3月 4日

J・P・YAMAZAKI


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